努力と結果は結びつけない

白井一幸さんの講演で話されていたことです。
懸命に努力する。すぐには結果が出ない。
さてどうするか…。


あきらめますか?
結果が出ない努力は無駄なのでしょうか?

ここに勝利至上主義の落とし穴があります。
目の前の勝利だけを追い求めた結果、一時的に勝率が上がっても
対策をとられた後は勝てなくなってしまう。
自信をなくし、フォームを崩してけが…。


白井さんがおっしゃったのは、
雨もあれば晴れもある。思ったような結果が出ないことなど山ほどある。
勝敗は自分の力だけではどうしようもない部分がある。
運が悪いこともあるだろう。
でも…。「全力」を尽くすことには運は関係ない。
そして全力を尽くして勝ち取った勝利には意味がある。
たまたま勝ってもそれこそ運が良かっただけかもしれない。
長いシーズン、全力を尽くさなければ勝ち続けることはできない。
と。


子どもの運動チームでも熱心さのあまり、
勝利を強要するコーチや親がいるのは残念なことです。
優勝以外はカス、と言い放つコーチさえいます。


それでも自発的な努力は尊重していきたいと思います。
こどもが意志をみせたら、見守り、はぐくんでやりたいと思います。