宿題をさせないと思ったら

学年末の帳尻あわせのような宿題がたくさん出ていたので、マシンが大活躍だったある日、
子供がしょんぼりして帰ってきました。
「先生がみんなの前で『遊びたいからといっておうちの人に宿題を手伝ってもらった人がいるようだ。宿題は自分でやろう』って言っていた、きっと僕のことだ。明日みんなの前で白状するよ」と報告。


動揺しましたが名指しではないし、マシンはうちだけとは限らないから、
「みんなの前で言わなくてもいいよ、きっとうちの事じゃないから。」となだめました。
決して悪いことをしているつもりはないし、方針を変更するつもりもありません。
再度そのことを子供に確認しました。
子供もわたしを信用してくれています。
だからみんなの前で白状すると言ったのでしょう。
正直に宣言した上であえて宿題をやらない、と。
子供のまっすぐな心が少しまぶしいように感じられました。


事情はそれ以上わかりません。
先生も確信がなくてかまをかけているのか、
特定の誰かを念頭に置いているのか。よくわかりません。
でもそういう言い方をされれば、気の小さな子はどきっとするはずです。
たとえ自力でやったとしてもです。
恐怖心を利用した教育は前向きな努力を生みませんからやめてほしいです。
見られているときだけこなせばいいんだろと言うことになりますから。


もう少しで春休み。さてどうなりますか。