抽象思考って?


思考の臨界期とは
今まで目に見えるもの、事についてしか考えられなかったのが、
頭の中で、抽象的なもの、事について考えられるようになることに変わる年代、その時期。


と、とりあえず言い切ってしまいます。
詳しくはどんぐり倶楽部で。
調べてみてください。見たことない方は新たな発見があると思います。


教育界では「9歳の壁」として知られているようです。
こちらの言葉は、蔭山先生の師匠で100マスの元祖、岸本裕史さんの著書で知りました。

この壁を乗り越えられれば文章題や推論などに対処していけますが、
そうでなければ、計算問題がいくら速くても込み入った文章題などを解けなくなってきます。


イメージがわかないからです。
抽象思考ができない子供がやや込み入った文章題を目にすると、
・頭が真っ白になります。
・何をしたらいいのかわからなくなります。まるで、砂漠の真ん中に置き去りにされたようです。
どちらに歩き出せばいいのか全くわからない。不安ばかりが募ってくる。そんな感じです。
・とりあえず、問題に書かれている数字や言葉を意味もなく並べ始めます。
・解けないので、いらいらします。
・解けない自分が嫌いになります。
・周りに当たり散らしたくなります。
以上は、わたしが小学校4年の時の実体験です。
以後、算数が大嫌いになりました。今も文章題を見ると頭が真っ白になります。
冷や汗が出ます。とてもつらいです。


少し脱線しました。
次回は子供のことに戻ります。