主役は誰だ

子どもを見ていると、
心から納得できたことだけしかしないことに気づきます。
しつけにかかわることはそういうわけにはいかないこともあり、
繰り返して注意し、できるようにします。


しかし、


遊びや運動などでは納得することが必要です。
練習で動作を繰り返し教えても、
勝負がかかってくると、自分のやり方に戻ってしまう。
遊びでも運動の試合でも。


失敗して恥をかくのは子ども自身だから、
失敗するかもしれないと思った瞬間に、
体がかたくなります。


年上の子どもやあこがれの選手がいれば
お手本にして、うまくなっていきます。
親やコーチが手取り足取り教えても、あまり効果は高くありません。


わが子のことですが、バスケで、
シュートしようとしたらブロックする手が見えたので、
かわしてシュートしたら、
見ていた子から「ダブルクラッチだ」と言われたそうです。
無意識の技だったので、よく覚えていない、とのこと。
真剣になって遊ぶことが、上達の近道の一つです。

史上最強バルセロナ 世界最高の育成メソッド (小学館101新書 56)

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この本に上で述べたようなことが書かれていて納得しました。