兄ちゃんが少年団に入りました

5年になった兄ちゃんは新しくバスケットを始めました。
熱心に誘われたのと、
いじめっ子がいない数少ない少年団だったからです。


兄ちゃんは昨年上級生から言葉のいじめに遭いました。
結構しつこくて学校に行くのが憂鬱になりました。
その中心になっているのが地域でも強いといわれ、
地元の新聞に載るようなスポーツ少年団に属する子どもたち
だったのです。
強い子どもたちではありましたが、勝利至上主義に毒され、
ゆがんだ心の持ち主でした。
先生たちをなめきって、注意されたときだけ素直に謝り、
見ていないところではまたいじめを再開していました。
先生にしかられたら、チームメートをそそのかして
仲間に引き入れいじめさせるのです。
ある一人は「もうすぐ卒業だから先生なんて関係ないし」と
いっていたそうです。
長くなってしまいました。


強い少年団のほとんどにいじめっ子がいたのですが、
バスケにはいませんでした。
かといってこのチームは地域で圧倒的な強さを誇っています。
強さと優しさは共存するのです。
うれしい出来事でした。


子どもは楽しそうに通っています。


また報告します。